履きやすく様々なタイプがある 「スリッポン」
「スリッポン」 とは、靴・履物の カテゴリ のひとつで、靴紐や留め具などがなく、そのまま足を滑り込ませて履くものを指します。 名称は英語の 「slip-on」（スリップ・オン） から来ています。
一般的には スニーカー の一部 （靴ひものないスリッポンスニーカーといった布製の 運動靴） をイメージし、実際にその意味で用いられることも多いのですが、ローファー やパンプス、スリッパやサンダル、つっかけ、一部のズック類も含めた広い意味で用いられることもあります。
ちなみに日本人が一般にイメージするスリッパは、明治時代に東京で仕立屋を営んでいた徳野利三郎さんの手によって生まれたとされています。 欧米では室内でも靴を履くのが当たり前ですが、日本では草履や下駄などの下履きは脱ぐのが当たり前で、家屋などもそのように作られています。 その間を埋める履物、外で用いる下履きに対して室内で履く上履きとして考案されたのですね。
なお日本の学校などでは、校舎内は上履きとしてバレーシューズやサンダルを履くケースが多いでしょう。 また日本では下履きとして餅られるスリッポンのローファーも、海外では室内用として用いられることがあります。
 |  |  |  |  |
関連する同人用語・オタ用語・ネット用語をチェック
（同人用語の基礎知識/ うっ！/ 2005年９月８日）
|
